超伝導の物理学に関する最大の国際会議 Materials & Mechanisms of Superconductivity (M2S) 2015 がスイスのジュネーブにおいて開催されました。
この会議は3年に一度、超伝導を研究を行っている世界の物理学者が集まる会議です。この場において、松田祐司教授が重い電子系化合物の人工超格子の研究に関するKeynote talkを行いました。また綿重、遠藤、笠原Sの3名がポスター発表を行い、笠原Sは強磁場量子振動実験から調べた鉄系超伝導体の異常な電子構造についてのContributed talkを行いました。
また滞在中に、欧州原子核研究機構 - CERNを訪問する機会を頂き、LHC実験の超伝導加速器開発現場や、京都大学からの研究者も参画しているATLAS実験についての見学をさせていただきました。大変貴重な経験をさせていただきました。
おまけ。世界の名峰です。