10mKの極低温まで測定可能な希釈冷凍機。主に熱伝導率測定に用いられています。10テスラまでの磁場を発生させることのできるマグネットと、3−5テスラの磁場を回転させることのできるベクトルマグネットを用いて磁場を変化させたときの熱伝導率の変化から超伝導体のギャップ構造などを調べています。
測りたい試料の両端を熱流を流し(上の写真では左から右へ)サンプルの両端にできる温度差を校正済みの温度計(Thermometer #1)で測ります。
超高真空中で目的の試料を加熱、蒸発させて基盤に吸着させることで薄膜の生成が可能な装置です。重い電子系化合物のエピタキシャル膜の生成、それらを組み合わせた超格子の作成などを行っています。
トンネルダイオード測定に使用。写真は近日公開。
3He温度(~0.3K)まで冷やすことができるHeliox冷凍機。ホール素子を用いた磁化測定用と熱伝導測定用の二つがあります。
ピエゾ素子とホールプローブを用いた磁場分布測定により超伝導体の磁束構造などを測定する装置です。上記の3He冷凍機を用いた低温で測定できるように現在開発中。
3He冷凍機 (自作)
試料作製・加工
ボックス炉
横型管状炉
蒸着装置
スポットウェルダー
ドラフト
油圧プレス機(20t)
圧力セル
回転機構付きデュワー (ベクトル・スプリットマグネット用)
シールドルーム
リークディテクター
液体He用ベッセル(30, 100リットル)
液体窒素用ベッセル